IchigoJamで遊ぶ
IchigoJamとは
ビデオ出力とPS2キーボードを接続すればすぐに使える、小さなワンボードコンピュータ。
電源ONでBASICが起動する、昔のMSXライクなパソコンです。
GPIOというハードウェアの入出力端子もついていて、これもBASICで簡単に制御できるので、電子工作にも最適。
「こどもパソコン」という触れ込みですが、MSX世代の大人の琴線に触れるのも間違いなし(?)
値段も1500円(完成品は2000円)とお手頃です。
Hello,World!
では、早速モニタをつないで起動。
起動後の画面はこんな感じで、とてもシンプル。
続いて、Hello,World をプログラムしてみます。
BASICのスタイルも昔懐かしい行番号付き。
入力できたら「RUN」でプログラムを実行します。
動いた!
起動から、プログラム入力、実行までを動画にしてみました。
動くHello,World
これだけでは面白くないので、動くHello,World!というのを作ってみました。
プログラムはこんな感じです。
10 CLS 20 FOR X=0 TO 10 30 LOCATE X,10 40 PRINT" Hello,World!" 50 FOR I=0 TO 50:NEXT 60 NEXT
実行結果は、コチラ。
「Hellow,World!」の文字が左から右に動きます。
ただそれだけです。
ポイントは、40行目で表示する「Hello,World!」の前にスペースを一つ置いてあり、これにより先頭文字を消しながら動いているように見せかけていること。
あと、50行目の何もしないループで時間稼ぎをしてるところでしょうか。
まぁ、今となっては、ほとんど何の役にも立たないテクニックですけどね。
実際、IchigoJam BASICには指定されたフレームだけ待機するWAITというコマンドがあるので、50行目は以下のようにするのが良いかも。
50 WAIT 5
というわけで、IchigoJamでは、もうちょっと遊んでみたいと思います。